
湿気の多い場所でヒーターを機能させ続けるには
もし浴室やサウナにヒーターを設置するなら、大きな敵がいる——それは水です。
一般的な赤外線ランプは湿気を嫌います。高温になっているランプに水滴が当たると、たいてい使えなくなってしまいます。これを防ぐために、IPX4等級の防滴ケースや防爆仕様の石英管を使用します。これはまさにヒーターの「防護服」のようなものです。
なぜ「防爆」仕様の石英が重要か
聞こえは厳しいですが、実際は物理的な理由によるものです。600℃の高温にある石英管に冷たい水滴が当たると、ガラスが割れてしまいます。これが熱衝撃です。
防爆仕様の石英を使用する理由は、急激な温度変化にも耐えられるからです。そして、その石英管をIPX4等級のケースに入れます。つまり、どの方向からの水滴にも耐えられ、内部の電気部分が濡れないようになります。もし密封が不完全だと、短絡やフューズの破損が起こります。誰もそれは望みません。
ヒーターの仕組み
これらのランプは短波長の赤外線を利用しています。ヒーター要素を高純度の石英で包むことで、光や熱が効率的に伝わります。
しかし、本当の秘密は、石英管と電極との間の密封性にあります。もしその密封が悪ければ、湿気が入り込んでタングステンフィラメントが腐食してしまいます。安価な密封材を使うと、数週間でヒーターが壊れてしまいます。良質な密封材を使えば、何年も使えます。
最も良い点は、待つ必要がないことです。大型のファンで空気を温める必要がなく、すぐに暖かさを感じられます。
設置方法
これらは簡単に設置できるように設計されています。既存のヒーターの代わりにそのまま取り付けられます。ただし、安全を確保するために、GFCI保護付きの回路に接続してください。
ちなみに、IPX4等級は水滴に対しては優れていますが、水中に沈めることはできません。
また、高圧の蒸気が吹き出す場所に設置する場合は、ガスケットの圧縮状態に注意してください。ランプが加熱されると内部の空気が膨張します。そのため、水が入らないように適切な排気装置が必要です。このバランスをうまく取れば、問題ありません。